今週の株式市場を振り返る:イラン情勢が鍵を握った1週間、そして来週の見通し(2026年4月19日執筆)
みなさん、こんにちは。平凡おじさんの投資日記です。
今週(4月13日~17日)の東京株式市場は、中東情勢の「期待と不安」がすべてを物語っていました。日経平均は一時5万9,000円台を突破する史上最高値更新を見せたものの、金曜日に利益確定売りで反落。週間では**+1,551.79円(+2.73%)**としっかりプラスで終えました。背景にあるのは、2026年イラン戦争の停戦交渉とトランプ大統領の「ディール術」です。
この記事では、今週の市場動き→イラン情勢の最新状況→トランプ大統領の過去の交渉パターン→来週の見通しを、すべてつなげて整理します。投資判断の材料にしていただければ幸いです。
1. 今週の株式市場:曜日ごとの動き
中東の緊張緩和期待が買いを呼び、半導体株を中心にリスクオンとなりましたが、週末の手じまいでややトーンダウン。
- 月曜日(4月13日):日経平均 56,502円77銭(前週末比-421円)。米・イラン協議が合意に至らず、トランプ大統領のホルムズ海峡封鎖表明で地政学リスクが再燃。投資家心理が冷え込みました。
- 火曜日(4月14日):57,877円39銭(+1,374円62銭、+2.43%)。和平協議継続の報道で中東情勢が沈静化期待に転換。大幅反発。
- 水曜日(4月15日):58,134円24銭(+256円85銭、+0.44%)。好材料継続も上値は重く、小幅続伸。
- 木曜日(4月16日):59,518円34銭(+1,384円10銭、+2.38%)。約1カ月半ぶり史上最高値更新!イラン情勢緩和+半導体関連の強さが指数を押し上げました。
- 金曜日(4月17日):58,475円90銭(-1,042円44銭、-1.75%)。最高値更新後の利益確定売り+週末手じまいが優勢。4営業日ぶり反落。
全体として「中東リスク後退→買い戻し→警戒感」という典型的な流れ。米国市場もS&P500やナスダックが連日最高値を更新するなど、グローバルにリスクオン基調が強まりました。
2. イラン情勢の現在(4月19日時点)
2026年2月28日に始まった「米・イスラエル vs イラン」の戦争は、現在一時停戦中ですが、極めて流動的です。
最大の焦点はホルムズ海峡。
- 4月17日:イラン外相が「全面開放」と発表 → 原油価格急落
- 4月18日:革命防衛隊が一転「厳格管理に戻す」と宣言(外相発言を批判)
- 英国海事機関もオマーン沖でイラン船舶のタンカー接近・発砲を報告
米・イランはパキスタン仲介で協議中ですが、停戦期限(21日頃)が迫っています。トランプ大統領は「封鎖は取引完了まで維持」「核の塵を引き渡せ」「合意なければ爆撃再開」と強硬姿勢。一方「非常に良い会話が進んでいる」とも発信しており、市場は「ディール期待」を織り込み始めています。
3. トランプ大統領の交渉スタイルから見たイラン見通し
トランプ氏は自らを「史上最高のディールメーカー」と呼ぶだけあり、過去の事例を見るとパターンが明確です。
- 最大圧力+個人的外交+期限設定が基本
(北朝鮮:首脳会談連発も完全非核化未達、中国:貿易戦争で部分合意、アブラハム合意:中東正常化成功、タリバン:米軍撤退で一方的合意)
今回のイラン交渉もまさに同じ型。
「港湾封鎖維持」「爆撃警告」で相手を追い込みつつ、「週末にも協議」「大部分合意済み」と楽観発言で世論・市場を味方につける。イラン経済は戦争+制裁で限界に近く、革命防衛隊と現実派の内部対立も表面化しています。
私の見立て:
最も可能性が高いのは部分合意(核の一部制限+査察強化)で停戦延長。トランプ氏は「史上最高のディール」と胸を張り、ホルムズ海峡は開放へ。完全勝利ではなく「自分が勝ったと言える形」で決着させるでしょう。破談→限定空爆のリスクは残るものの、全面戦争は避けたいのが過去のパターンです。
4. 来週(4月20日~24日)の株式市場見通し
メインシナリオ:中東情勢進展で続伸期待
- 停戦期限(21日頃)までに何らかの合意発表があれば、原油価格安定→リスクオン再燃。日経平均は再び5万9,000円台挑戦も十分あり得ます。
- 企業決算シーズンも本格化。半導体・自動車など輸出企業の業績が好調なら、為替(円安進行)とともに追い風。
- 警戒点:合意がなければ金曜日のような利益確定売りが再び優勢に。週前半は「様子見」ムードも。
総合判断
イラン情勢の「トランプ劇場」が市場の主役。過去のトランプ・ディールのように、予想外の速さで決着する可能性が高いです。
ただし、地政学リスクは一瞬で変わります。ポジションは軽めに、ニュースを毎日チェックを心がけてください。
来週もこのブログで最新動向をお届けします。
皆さんの投資が実り多きものになりますように!
(平凡おじさん)
※本記事は2026年4月19日時点の情報に基づきます。市場は変動しますので、最新ニュースは信頼できるメディアでご確認ください。投資は自己責任でお願いします。
